2020年9月24日、KARTEの5.5周年のタイミングで「KARTE Friends THANKS DAY」というイベントをオンラインにて開催しました。
なぜ5.5周年かというと、本来であれば5周年記念パーティーを3月に開催する予定だったのですが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて延期という措置を取り、半年後のオンライン開催になったからです。
今まではイベント名を「◯周年記念パーティー」としていたのですが、なぜこのイベントを毎年開催してきたかという原点に立ち戻り、「KARTE Friendsへ感謝を伝える場」という意味を込めて「THANKS DAY」としました。
プレイドでは、KARTEをご利用いただいている皆様のことを、親しみと敬意を込めて「KARTE Friends」とお呼びしています。 5周年パーティは一年に一度KARTE Friendsの皆様をお招きしおもてなしする場として、多くのメンバーと前年を超えたCXを体現したいと企画していました。なので、周年パーティを延期し、オンラインで開催するという決断をするまで、さまざまな試行錯誤がありました。ここでは、企画段階から当日の様子までを紹介させていただきます。
目次
大事にしたこと
今までとは異なるオンライン開催とするにあたり、「感謝」というメッセージをどう伝えるか、これまでの「パーティー」としての要素をどのように踏襲するか、運営メンバーで考え抜きました。プレイドメンバーがKARTE Friendsに対してどんな楽しみを提供したいかを知ることから始め、全社からアイディアを募集した結果、今回大切にしようと決めたのは、以下のようなことです。
- プレイドの熱量に触れていただく
- KARTEの可能性を感じていただく
当日の様子
当日は、ライブ配信にて皆様に視聴いただく形を取りました。ここからは当日の様子をタイムラインに沿ってご紹介していきます。プレイドとKARTEの進化を振り返ったKURAKEN Time
まず最初に、プレイド代表・倉橋からのメッセージを皆様へお届けしました。倉橋が「クラケン」と社内で呼ばれているニックネームを、あえてそのまま使ったのは、大切なKARTE Friendsにもっと身近にプレイドメンバーを感じてほしい、という思いからです。昨年3月のKARTE4周年以降にプレイドがリリースした内容を振り返るパートは、16トピックスにものぼり、熱がこもったこともあって、少し時間を延長してしまいました。振り返りだけでなく、6周年へ向けて全力で前進し続けたい、というプレイドを代表した倉橋の熱い思いが、皆さまにも届いたのではないでしょうか。
実は倉橋、この後も会場に残って、KARTE Friendsへお届するコンテンツをすべて見守っておりました。
KARTE GATHERで配信会場からPLAIDオフィスを中継
出演に応募してくださったKARTE Friendにご協力いただき、KARTE GATHERを使って、プレイドの「完成しないオフィス」を中継でご紹介いたしました。「完成しない」というコンセプトは、KARTEと同じく「アップデートし続ける」という意味を込めています。KARTE GATHERの開発をした秋山からプロダクトを紹介した後、プレイドメンバーの柳田がモンスター型のおもちゃを通してオフィスを映し出しながら、中継先にいるKARTE Friendと会話をしました。
例えば芝生エリアは、普段は何も置かれていないのですが、モックと呼んでいる箱を組み合わせて、自由にレイアウトを作ることができます。複数の機能やデータが色々な形で連携することでアウトプットが生み出されるKARTEというプラットフォームの、アイデンティティの一つを象徴している場所です。
銀座の街を見下ろせる窓際のスペースでは、KARTEの「知る」機能にリンクさせて、人の動きを観察したり全体を俯瞰したりすることで気づきが得られる、というエピソードを柳田からお話しました。
その他、オフィスにいる片居木が長野在住の右田とリモート会議を行う様子を映したり、カウンターで仕事をする門脇やコーヒーを淹れる吉江への質問タイムを設けたりと、プレイドオフィスの様々なシーンをご紹介しました。
また、モンスター型のおもちゃで商品のQRコードを読み取るとお客様に商品情報を送信できるという、KARTE GATHERならではの機能もデモンストレーションさせていただきました。ダイジェスト動画は下記よりご覧いただけます。
KARTE BlocksでKARTEのサービスサイトを書き換え!
このコーナーでは、武藤からKARTE Blocks※について説明の後、実際にKARTEのサイトを書き換える様子をお見せしました。※KARTE Blocksとは、今年7月にPLAIDがクローズドβ版をリリースした、サイトをBlockの集合体として捉え直し、Blockごとに管理・更新・評価できる新しいサイト管理システムです。
右側のKARTE紹介サイト、いつもとは違う部分があるのに、お気づきでしょうか?(実際に書き換えを行ったのは、ダミーのサイトです。)
これだけだといつものセミナーのデモンストレーションのように見えますが、左側に映し出されたKARTE Blocks管理画面を操作をしたのは、プレイドメンバーではなく、実際にこの機能をご利用いただいているKARTE Friendなんです!ものの数分でKARTE Blocksを使って、サイトを書き換えていただきました。
KARTE Blocksの事例は下記よりご覧いただけます。 https://cxclip.karte.io/practice/blocks-usecase/
KARTE Friends AWARDでは受賞者の方がリモートで登場
すべてのKARTE Friendsの皆さまに感謝をお伝えしたい気持ちを抱きつつ、今回は、KARTEの機能活用度が高い方々やほかFriendsからの注目されている方々へ特に感謝をお伝えしたく、表彰をさせていただきました。プレゼンターは、社内で「褒め大臣」と呼ばれている、宮野が務めました。受賞された方々とビデオ通話でおつなぎして、活用方法についてなどのコメントを頂戴しました。視聴していた皆様にとって今後のKARTE活用にあたり、お役に立てていればと思います。受賞された方々からいただいたコメントなどの詳細は、後日CX Clipにて記事にさせていただく予定です!
最後に改めて、プレイドを代表して取締役の高柳から、皆さまへの感謝と今後の決意をお伝えし、ライブ配信を締めさせていただきました。
プレイドメンバーがセレクトした、KARTE Friends THANKS GIFT
実は、ライブ配信が始まってから当日中、いつでもお楽しみいただける企画をKARTEを使って配信しておりました。 KARTE Friends THANKS GIFTは、GIFTという名の通り、KARTE Friendsへ贈り物をしたいという思いから始まった企画です。オフラインのパーティ会場でお出ししていたお食事やお飲み物といったおもてなしをオンラインでも実現し、KARTE Friendsの皆さんに喜んでいただきたいと、KARTEの接客サービスでプレゼントを贈ることにしました。質問へ答えていくと……
最後に、プレイドメンバーが選んだ、おうち時間をちょっと楽しく快適にするグッズが表示されます! 余談ですが、「ギフトを申し込む」となっているボタン、最初は「オーダーする」と設定されていました。
THANKS DAY当日にテストをしてみたプレイドメンバーから、購入を促すように見えるという意見をもらい、設定を担当した秋庭が即座に変更しました。誰にも気づかれないかもしれない、けれども文言一つでも体験に違和感があれば、クイックに真摯に向き合う、いつものプレイドメンバーの姿勢が見えた瞬間でした。
準備の裏側
THANKS DAYの実行委員会は、プレイド内で有志で募りました。そのため、普段の業務とは全く関わりのないことにチャレンジしてくれるメンバーや、特技を生かして新たな一面を見せてくれたメンバーもいました。例えば、KARTE GATHERを使ったコーナーを受け持って、シナリオ作りから配信方法の検討までを担当したのは、法務の村井です。会場まで何度も足を運んで配信テストに付き合ってくれたのは事業開発をしている和田、ギフトやコンテンツのアイディアを顧客目線で出してくれたのはアカウントチームの島本、ギフトの配送手配など細かいタスクを担当してくれたのは平岡です。
冨里と松田は、元KARTE Friendsとしての視点を活かして、当日のOnline Community内で行なって、そのページの運営をしてくれました。ライブ配信を行うにあたり、イベントのメイン画像から配信用のバーチャル背景、サムネ画像まで全てのクリエイティブを一手に引き受けてくれたゆっけ(岡田)には頭が上がりません。
そして、ライブ配信をご覧いただいた方は気づかれたかもしれませんが、コーナーごとにイントロとアウトロの音楽を、全て異なるものにしています。これは、DJ TAKEMARUこと、普段はアカウントチームにいる井上が作曲したものです。各コーナーの開始時にどんな気持ちになってほしいかイメージを伝えて、出来上がった曲を何パターンも試聴するミーティングを行ったこともありました。
3月のパーティーが延期されるときまで協力してくれたメンバー、当日までKARTE Friendsへのお誘いを続けてくれたメンバー、オフィスでの出演協力やギフト選び、配信をチェックしてコメントをくれたメンバーもいます。
それぞれの、細かい丁寧な気遣いが積み重なって出来上がった一日となりました。
次回の周年パーティへ向けて
オフラインでのイベントとはまた違った、体験型コンテンツを臨場感と共にお届けできていたらうれしく思います。次回は、ライブ配信ならではの、視聴者の方とインタラクティブなコミュニケーションを取れるような仕組みをトライしていきたいと思っています。次の3月には、KARTEの6周年記念日が待っています。今後の状況次第で開催方法を決めていくのですが、オンラインでもオフラインでも、同じ時間に同じ体験を共有することで生まれる、ライブならではの楽しさを生み出したいと考えております!