スタートアップ必読書!「起業のファイナンス 増補改訂版」が発売されました


プレイドで経営企画・財務を担当しているトバです。今回は、弊社取締役、磯崎哲也さんから「起業のファイナンス 増補改訂版」をいただきましたので、紹介したいと思います。実は、この本の帯の磯崎さんの写真は、プレイドが撮影したものなのです!

スタートアップに関わる人の必読書

増補改訂前の「起業のファイナンス」は2010年に発売されました。ベンチャー・キャピタルからの資金調達の方法やその注意点等、ベンチャー・ファイナンスに関する重要かつ必要な事項がわかりやすく書かれたこの本は、スタートアップ企業に関わっている人が必ず読んでいる本だと思います。そして、この本をキッカケにベンチャー・ファイナンスに興味を持った人も多いでしょう。

私もその一人です。当時、自動車会社に勤務していた私にとって、2010年に「起業のファイナンス」を読んだ時は、非常に印象的でした。私が過去経験した業務領域であるファイナンスと経営戦略、そして法律が密接に関連して一つのヴィヴィッドな世界を描いていた点に驚いたのみならず、スタートアップのダイナミックな動きにも感動しました。当時、いつかこの領域で仕事をしたいと思ったものです。

そして、プレイドに参画し、昨年の資金調達に向けた活動を行うときに、常に参考にしていたのが、この「起業のファイナンス」でした。「起業のファイナンス」を参考にしながら、その著者である磯崎さんと投資に関する話をし、最終的に出資をいただいたのは、得難い経験でした。

増補改訂版で追加された「ベンチャーのコーポレートガバナンス」

今回の増補改訂版の「起業のファイナンス」では、その熱い語り口、そしてベンチャー・ファイナンスの基礎的事項に関するわかりやすい記述は、以前と全く変わっていません。磯崎さんの問題意識、仰っていた点、そしてスタートアップ企業に対する熱い思いが伝わってきました。

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今回の増補改訂版で印象的でしたのは「ベンチャーのコーポレートガバナンス」という章が追加された点です。一般的に、スタートアップ企業にとってのガバナンスは、そのスピード感・自由に制約をかける印象を持たれていると思います。しかしながら、この1年間スタートアップに関わった私の印象としては、ガバナンスがキチンと機能するからこそ大胆な意思決定ができ、それがスタートアップ企業の成長と企業価値の向上につながると感じています。
例えば、予算があるからこそ、事業進捗や危険ラインが明確になり、成長のスピードを加速させる大胆な投資ができるように感じます。このような点からしますと、ファイナンスとは一見遠い領域にも思えるガバナンスの章を追記された磯崎さんの意図としては、「企業価値を高めるために、どのように会社をコントロールするか?」(328頁)という視座であり、それはファイナンスと表裏一体であるという点にあるのでしょう。

この点以外にも、ここ数年の日本におけるベンチャー・ファイナンスの進展を考慮にいれてアップデートされた箇所が多々あります。読みながら「そうそう、これが重要!」とか「あのスタートアップ企業のファイナンスはこうしたのか〜!」と様々な想像を掻き立てられました。

以上の観点からすると、スタートアップ企業に関わる人にとって、増補改訂版の「起業のファイナンス」は、新たにこの本を買う人のみならず既に増補改訂前の本をかった人も必読だと思います。我々プレイドのメンバーも「起業のファイナンス 増補改訂版」を読み、磯崎さんの問題意識・思い・知見を汲み取りながら、企業価値の向上に邁進したいと思います。



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